ジュヌヴィエーブ ナヴァール 高橋寛治 二人展 開催のお知らせ

17/11/04 by sorajyuku_d

二人展
ジュヌヴィエーブ ナヴァール  陶
高 橋 寛 治  紙、ミクストメディア

 

会期 2017/11.10(金)-13(月), 17(金)-19(日)
12:00-20:00 (14.15.16日はお休み 最終日は18:00まで)
場所 そら塾(台東区根岸3-13-25)

11月10日から上記の展覧会を開催いたします。

昨年11月、ジュヌヴィエーブ ナヴァールさん、高橋寛治さんのお二人は
そら塾を訪れ、この空間に流れる時間、質感の中で展示をしたいと即決されました。この小さな展示へのお二人のメッセージは、以下にご紹介しております。
一人でも多くの皆様にご覧いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

ジュヌヴィエーヴ ナヴァール  (1980年から日本滞在のフランス系国際人)
陶の世界に入ったのは割と最近(18年前に勉強し始めた)です。それまではミクスドメデイアのインスタレーションやミクスドメデイアの立体作や草木ぞめで和紙を染色して大きいなコラージュなどの抽象的な作品がメインでした。陶芸を勉強し始めた理由は立体作の中に使っていた陶の部分は自分で作りたくて、粘土の道に入って止められなくなりました。
昔から違うマチエールを組み合わせる作風を続けてきました。(私にとってのミクスドメデイアの意味です)。
例えば木と陶を合わせると私にとっては音が聞こえます。違うマチエールのclashとharmonyが両方聞こえます。私だけかもしれないですが違うマチエール(素材)の組み合わせで心の中にあるいは無意識の中に響き(resonance)が創造されます。  つまり目で見える音楽を作ることは今までの私の作風やthemeです。(1988年の渋谷での個展はMusic for the deafというタイトルを付けました。2004年の目黒での個展の説明文もやはりperception(知覚)やマチエールの音や「響き」について書きました。)
今回は一つ一つの作品の中に違うマチエールを組み合せるよりも二つか三つの個別の作品を(抽象と具象の作品を)組み合わせてまたもう一つのdimension (次元)が出てくることに気がつきました。具象でもない抽象でもないもう一つの世界がでてきました。なんとなく小さなスケールで「形而上学的」な空間(風景)を生み出してみました。いわゆるキリコへのオマージュとしてなどのシュールレアリスムの「実験」です。
それから、何年前から友達の高橋寛治さんのドローイングを見ながら受けた印象を陶で立体物として時々作ってみました。今回出す作品の中にそういうインスピレーションから出てきたものが幾つかあります。ですから私の立体作と壁に飾ってある高橋さんの平面の作品の間に出てくるもう一つの響きやresonanceがまた次元を増やす気がします。
そして、普通のギャラリーと全然違う「そら塾」の空間の中に作品を並べると明治.大正.昭和初期の雰囲気が入ってきて歴史や時間の次元も作品に付いてきます。結局今回のこの小さな展で気になっている作品の「perception」(作品の並び方、出展する場所、条件、空間などなどで作品の意味が違ってくること)についての実験です。

高橋寛治   横浜生まれの日本人
絵画に興味を懐いたのは米国の画家、バーネット・ニューマン、マーク・ロスコを識ったからで彼らは抽象表現主義の作家と呼ばれていました。しかし抽象表現主義の時代は長く続かなかった。殺したのはアンディー・ウォーホールと印刷、写真、映画などビジュアルなメディアに関心を抱いた作家達(ポップ・アートと命名された)と彼らの背後にいた批評家でした。その為に象表現主義は日本ではあまり良く知られていないようです。
バーネット・ニューマンの画集を見て本当に驚愕しました。絵画が二次元(平面)と三次元、四次元を往き来出来る魔法であるとよく理解出来たのです。それどころか二次元とN次元を往き来出来るのです。(マチスの絵をご覧なさい。)
絵画は魔法であると考えています。バーネット・ニューマンはジップ(zip)という強力な魔法を使いましたがまだその呪縛から遁れることが出来ないでいます。
ところでポップ・アートの背後にはマーシャル・ マクルーハンという思想家がいました。抽象表現主義にはクレメント・グリーンバークという思想家がいます、とても興味深いところです。
80年代と90年代に個展やグループ展に参加していましたが長いブランクがあって2013年にジュヌヴィエーヴ ナヴァールさんとギャラリー砂翁で「二人展」、今回彼女と二回目の「二人展」となります。

 

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